
家を売るとき、いらない家具は捨てておいた方がいいと聞きますが、エアコンや電気はどうなのでしょうか?
つけておいた方が高く売れるのではないか?買主さんにも喜ばれるのではないか?と思っています。
住み替えをするにあたって、エアコンも電気も一新しようと考えているため、わたしにとってはもう不要品なのです。
エアコンは4年前に取り付けたものなので、状態も良くデザインも古臭いわけではありません。なので、買主にとってもありがたいのではないかと思っています。
それとも、他の家具と同じように、エアコンも撤去しておくべきなのでしょうか?
目次
エアコンや照明を残したまま家を売ることはできる?
まず、Aさんの状況を整理してみましょう。
- 住み替えをするにあたり、エアコンや照明が不要になった
- エアコンは4年しか使用していなく、状態も良い
Aさんの悩みは以下の通りです。
- エアコンや照明などはつけたままの状態で売った方が喜ばれるのでは?
- そして、高く売れるのでは?
- それとも他の家具や家電と同様、撤去するべき?
家を売るときは、原則としてすべての家財を撤去して空っぽにすることになっています。
ですが、Aさんのように住み替えと同時に家具や家電を一新しようと考えている人にとっては、家財を大量に処分する必要があります。
今まで使用していたエアコンはまだまだ使えるので、処分するくらいなら付けておいたほうが買主に喜ばれるのではないか、と考えているわけです。
また、処分するための手間や費用も抑えられるので、エアコンを残したままにすることは売主であるAさん自身にもメリットがあります。
果たして、エアコンや照明を残したままで家を売ることができるのでしょうか?
買主の同意を得ることができれば可能
他の家具や家財と同様に、エアコンや照明も基本的にはすべて撤去した状態で売ることが望ましいです。
良かれと思って残していても、次の入居者にとってはただのゴミでしかないかもしれません。
ですが、買主との交渉次第では、エアコンや照明を残したままで引き渡しをすることは可能です。
そのエアコンが新しくて状態が良いものであったり、買主が気に入ったものであれば喜ばれるかもしれません。
エアコンがあまりにも古すぎる場合や故障している場合は、当然ゴミにしかなりません。買主にとってマイナスでしかないので、売主自身で処分しておきましょう。
家の売却価格に家具の代金を上乗せすることはできない
もし買主との交渉の結果、エアコンや照明を残したままで売却をすることになったからと言っても、そのぶん高く売れるというわけではありません。
ですが、「エアコンを付けたままにしますので、○○○○万円の価格でどうですか?」という感じで、少し高くした値段で交渉してみる価値はあるでしょう。
買主にとってもエアコンを買う手間が省けるオイシイ条件になるので、応じてくれるかもしれません。
「家財道具付き」の条件で売り出すことも可能
あらかじめ「エアコン付きです」というように条件をつけて売り出すことも可能です。
そうすることによって、買主が見つかりやすくなるかもしれません。
不動産会社に相談してみよう
エアコンや照明を付けたままでの売却については今回述べた通りですが、売却を依頼する不動産会社にも相談してみましょう。
きっと同じようなケースの事例を何度も経験している業者なら、もっと良いアイデアを提案してくれるはずです。
もしエアコンが古くて買主が必要としない場合などは、不用品回収業者の手配もしてくれるでしょう。
また、これから不動産会社を選ぶという人は、エアコンや照明のこと以外にも、疑問に思っていることを積極的に質問してみましょう。
「真摯に答えてくれるかどうか」は、業者選びの重要なポイントの1つです。どんな質問にも答えてくれる業者を見極めましょう。
