【不動産売却体験談】話を聞いてくれる担当者であることが決め手に

福岡県にお住いのNさんの売却体験談

売却データ
取引形態 仲介
物件種別 マンション
売却理由 住み替え
売却経験回数 1回

手数料や売却の方法が不動産会社によって違うことを知った

私は知人に個人で不動産売買をしている人がいたから事前に様々な情報を手にいれることが出来ました。

実際に売却活動を行い思ったことは、依頼する不動産業者により仲介手数料 ?、売却の方法がかなり異なる点です。

手数料は不動産会社からすると経費に盛り込まれているのですが、私達からしたら少しでも多く手元に入れたい所です。

不動産業者を否定するつもりはないのですが内情を知ると少しでも手数料を下げたいという欲が出てしまいました。

その結果、知人以外の不動産業者にお願いすることになりました。

不動産会社で働いている知人に相見積もりを

私は一括査定を行っていませんが、不動産会社で働いている知人に見積もりをしてもらいました。

他にも数社に査定 ?をしてもらいましたが、既に述べたように会社により金額が異なり、査定金額 ?の高い会社に決定しがちですが、手数料も考慮すると査定先が多い程迷いが出てしまいました。

自宅に投函されていたチラシを参考に相談

私は相談したのが3社で調べたのは5社です。その内1つは知人の不動産、さらに1社は知人から聞いた不動産で、あとは自宅に届いたチラシを見て決めた大手不動産業者です。

チラシは毎週投函してあったので顔写真で最も誠実そうな業者を選びました。

売り込みが強い担当者に不信感

私が相談した不動産業者で残念に思ったのはチラシ経由で相談した業者です。

営業に来たのはチラシに掲載されていた写真の人でした。感じが悪い訳ではないのですが、何としても委託して欲しいと気合が空回りしている様に思いました。

きちんと信念を持ちニーズを引き出す営業担当に依頼したいと思いました。

話を聞いてくれる担当者の会社に決定

最終的に決定した不動産業者は知人が紹介してくれた不動産業者です。

別に贔屓してそこにした訳ではなく、こちらの事をきちんと考えてくれている事が担当者から伝わってきたからです。

営業一辺倒にならずに家族構成、両親の状況に耳を傾けてくれたのが決め手でした。

同じマンションの同じ間取りの物件を参考に売り出し価格を決定

私は既にローンの支払いは完了していたので同じマンションの同じ間取りの物件売り出し価格より逆算し大体の売り出し価格 ?を決めました。

ほぼ同じ時期に同じ間取りの売り出しがあり、そこより50万円程低めに設定しました。 計算した結果賃貸もありだと思ったのですが、次の引っ越しなどもあり、比較的買い手が多い売却を選びました。

買い手が現れても焦って即決しない

最初についた買い手で即決するのは危険だということを学びました。

「早めに決定しないと買い手がつかない」「時間が経つと不動産の価値が下がる」と言っていた業者もいたので、つい焦ってしまいました。

当然ですが不動産業者に言われるままに従っても良い結果が出るというわけではないので、焦らず買い手を選ぶことが大事だと思いました。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん
結局、売主の立場になってくれる担当者を選ぶことにつきるんだね。
フドー先生
本当にそう。Nさんは話を聞いてくれる良い担当者と出会えたことで、良い結果を得られたね。
売主の話を聞いてくれる担当者を選べ!

Nさんが契約する不動産会社を決めた大きな理由は、「話を聞いてくれる担当者の姿勢」でした。

お客さんである売主の話を聞くなんて当たり前のことのように思えますが、実際にはそうではない担当者・会社も多いです。

不動産の売却をおこなうには専門的な知識が必要で、一般の人にとっては難しいことばかりです。心配事や不安なことがたくさん出てくるでしょう。

そのようなときに、話を聞いてくれる担当者じゃないと前に進むことができません。どんな些細なことにも相談に乗ってくれる、頼れる担当者を選びましょう。

話を聞いてくれない・聞こうとしない、一方的な担当者に注意!
担当者が、売主であるあなたの話を聞いてくれるか?話を聞こうとする姿勢があるか?は非常に重要です。 話を聞いてくれず、一方的に話...
売り急ぐな!売るためのシナリオを立てろ!

Nさんの体験談にもあるように、「早く売ろうと働きかける」仲介業者も存在します。利益を出すために、クロージングをかけてくるわけです。

焦って早く売ろうとすると、高く売るチャンスを逃してしまいます。早い段階で買主候補が現れたとしても、「もっと高く売れるのではないか?」と踏みとどまってみましょう。

思い通りの価格で売却したいなら、しっかりと売却のシナリオを立てておくことが大切です。また、値下げのタイミングなどにも気を配りましょう。

不動産をスムーズに売却するために必要な「売却スケジュール」
不動産会社に出してもらったをもとにを決めますが、このときにあわせて売却スケジュールを立てます。 不動産を思い通りに売却するため...
家を売るとき、値下げで損をしないためのチェック項目とは?
物件を売りに出してしばらく経っても、売れる気配がまったくない。 そんなとき、業者からこのような値下げの提案をされたことがありま...
似たような物件の売り出し状況をチェック!

売り出し価格をどのように設定するかによって、今後の売れ行きが決まってしまいます。

適切な売り出し価格を設定するポイントは、「近隣の似たような物件の売り出し状況をチェックする」ということです。

まともな業者なら、近隣の似たような物件の売り出し状況をもとに査定価格や売り出し価格を設定してくれますが、いい加減な業者は適当な価格をつけようとします。

なので、近隣の売り出し事例などのデータを豊富に提供してくれる担当者・業者を選ぶことが重要です。

https://fudo-sensei.jp/kinrinjirei.html
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)

仲介業者に支払うお金のことです。

物件を売り買いするお手伝い(仲介)をしてくれたことに対する報酬として、売主や買主が支払います。

「不動産の成約価格の3%+6万円+消費税」で計算します。

仲介手数料は成功報酬のため、売買が成立しなかった場合は支払う必要はありません。

「仲介手数料」の詳細を見る
不動産査定(ふどうさんさてい)

その物件が「いくらで売れるか」を不動産業者に予想してもらうことです。

物件のスペックや状態、過去の取引事例や市場の動きを参考にして算出します。

不動産査定の方法には、机上査定訪問査定の2種類があります。

不動産査定をおこなって算出した価格、つまり「いくらで売れるか」を予想した価格を査定価格といいます。

「不動産査定」の詳細を見る
査定価格(さていかかく)

不動産会社が物件に対して「これぐらいで売れるだろう」と予測する価格です。

不動産査定をおこなうことによって算出されます。売り出し価格を決めるためのベースになるので、非常に重要です。

「査定価格」の詳細を見る
売り出し価格(うりだしかかく)

不動産を売るときに一番最初につける価格です。

査定価格をベースに、売主の「いくらで売りたい」といった希望や「早く売りたい」「高く売りたい」といった方針などと照らし合わせながら決めます。

「売り出し価格」の詳細を見る