【不動産売却体験談】売り出し価格が高いのが原因で、内覧が入らず・・・

大阪府にお住いのGさんの売却体験談

売却データ
取引形態 仲介
物件種別 マンション
売却理由 住み替え
売却経験回数 1回

媒介契約に種類があることを知らなかった

不動産業者と契約をする時に一般媒介 ?専任媒介 ?専属専任媒介 ?の3種類の契約方法が存在することを初めて知りました。

だから実際に不動産業者と契約をする際に不動産業者からそれらの契約方法のメリットとデメリットを教えてもらいましたが、どの契約方法が最も自分に適しているのかを判断することは出来ず、結果として不動産業者に勧められるままに契約をしてしまいました。

ネットで調べ、対応の良かった4社に相談

4社に相談をしました。全然不動産業者に対する知識がない上に不動産業者をしている知人もいないのでインターネットを活用して調べることにしました。

県内の不動産業者を検索してホームページの更新頻度が高く、分かりやすい不動産業者を選びました。

そして電話の対応が良くて好感を持った不動産業者4社に実際に自宅を見てもらったのです。全然知識がないのでその他の選択肢は私にはなかったのです。

時間を守らず、その連絡すら遅い業者

自宅に訪れる時間を先方から指定したのに予定の時間を大幅に過ぎてから来た不動産業者がありました。

遅れただけではなく時間が10分以上も過ぎてからようやく遅れる旨の連絡があったのです。

不動産業者も仕事がいろいろあるので多少遅れるのは仕方がないと言えますし、10分程度の遅刻は許容範囲ですが、事前に連絡を入れるのが最低限のマナーだと思います。

話を聞いてくれ、わかりやすく説明してくれた業者と契約

担当者の説明が他社と比較し断然丁寧でした。私が家を売却した経験がないということを知り、分かりやすい資料を用意して一から不動産売却の事を教えてくれました。

こちらの事情を考慮してくれていることが伝わったので、大事な家を安心して任せるなら信頼できる不動産業者がいいと思って決定しました。

売り出し価格を高めに設定してしまい、なかなか売れなかった

住宅ローンの残金、引越しの費用、仲介手数料 ?、引越しの際の敷金礼金のおおよその金額を計算して売出価格 ?の最低ラインを決定しました。

そして不動産業者の人の経験からもう少し上げてもいいラインを教えてもらい、少し高めの金額を設定したのです。

結果としては高く設定しすぎて内覧 ?がなく2ヶ月程して金額を下げました。

客が動くタイミングを逃さないようにしたい

次に売却するときに注意するなら、相場について調べるのは当たり前ですが、売るタイミングにも注意する必要があると言えます。

不動産業界でも客が動くタイミングとそうではないタイミングとが存在し、適切なタイミングを逃すとなかなか売却できません。

さらに金額の設定にも気をつけたいです。あまり欲張って高額な金額設定にならないようにしたいです。

不動産業者選びの重要さを思い知った

やはり信頼して任せることが出来る不動産業者を探すことが最も重要だと感じました。

不動産業者もしくは担当者により、どれくらい売却の為に動いてくれるのかが全然異なります。

広告を積極的にしてくれる不動産業者、インターネットに掲載する写真を少しでもいいモノにと努力してくれる会社がある一方で、適当に写真撮影をしたり、広告をほとんど出さない不動産業者もありました。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん
高く売ろうとしたのが、裏目にでちゃったのかな。
フドー先生
そうだね。親切な業者を探せたのは良かったけど、売り出し価格の設定がちょっと甘かったかな。
小さな約束を守る、マナーのある業者・担当者を選べ!

待ち合わせ時間に遅れ、さらにその連絡も遅かった業者がいたとのこと。Gさんは当然、その業者とは契約を結ばなかったのですが、この判断は大事です。

小さな約束かも知れませんが、そういうところをきちんと守れる人じゃないと、安心して不動産の売却を任せることはできません。

思い通りに売却するために、マナーのある業者・担当者を選びましょう。

約束、言葉遣い、身だしなみ。接客態度の悪い担当者に注意!(書きかけ)
信じられないような話ですが、担当者の中には、接客態度やマナーが悪い人がいます。 約束を守らない 言葉遣いが乱れて...
電話やメールの返事など、反応が遅い担当者に注意!
不動産売却において「担当者選び」は非常に重要ですが、中でも特に気をつけたいのが、その担当者は「コミュニケーションをきちんと取れるか?」と...
売り出し価格を高くしすぎるな!

Gさんは、不動産会社のアドバイス通りに高めの価格で売り出しをスタートさせ、その結果、なかなか売れずに2ヶ月後に値下げをしました。

高く売りたいという希望があるのはわかりますが、だからといって市場を読み誤って高くしすぎると、このように売れなくなってしまいます。

不動産売却は鮮度が重要であり、最初の1〜2ヶ月が売却の大きなチャンスです。ここを過ぎたあとに値下げをしても、買い主から見ると魅力がない物件になってしまいます。

適切な売り出し価格の決め方を知ることと、値下げのタイミングなどの戦略を立てられる業者・担当者を探すことが大切です。

適切な売り出し価格を決めるための「3つの価格」
不動産を売却するとき、一番最初につける価格のことをといいます。 この売り出し価格のつけ方次第で、今後の売れ行きが変わってきます...
売却のタイミングを見計らえ!

Gさんは、適切なタイミングを逃してしまったので売るのが難しくなったそうです。

一年を通して、不動産が売れやすい時期と売れにくい時期というのがあります。今すぐ売りたいと思っても、「今は売れやすい時期なのか?」と立ち止まって考えてみましょう。

売り出すタイミングとあわせて、値下げのタイミングについても考慮しましょう。

いま値下げをすると損するかも!?不動産売却に適切な「値下げのタイミング」とは?
物件を売り出してもまったく反応がないということがあります。この場合、まず「なぜ売れないのか」を見極める必要があります。 その結...
一般媒介契約(いっぱんばいかいけいやく)

依頼主(売主)と仲介業者との間で結ぶ媒介契約のうちの一つです。

専属専任媒介契約専任媒介契約と比べ、もっとも依頼主の自由度が高いことが特徴です。



「一般媒介契約」の詳細を見る
専任媒介契約(せんにんばいかいけいやく)

依頼主(売主)と仲介業者との間で結ぶ媒介契約のうちの一つです。

一般媒介契約よりも売主の自由度は下がりますが、専属専任媒介契約ほど拘束されることはありません。



「専任媒介契約」の詳細を見る
専属専任媒介契約(せんぞくせんにんばいかいけいやく)

依頼主(売主)と仲介業者との間で結ぶ媒介契約のうちの一つです。

一般媒介契約専任媒介契約に比べ、売主の自由度はもっとも低くなっています。



「専属専任媒介契約」の詳細を見る
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)

仲介業者に支払うお金のことです。

物件を売り買いするお手伝い(仲介)をしてくれたことに対する報酬として、売主や買主が支払います。

「不動産の成約価格の3%+6万円+消費税」で計算します。

仲介手数料は成功報酬のため、売買が成立しなかった場合は支払う必要はありません。

「仲介手数料」の詳細を見る
売り出し価格(うりだしかかく)

不動産を売るときに一番最初につける価格です。

査定価格をベースに、売主の「いくらで売りたい」といった希望や「早く売りたい」「高く売りたい」といった方針などと照らし合わせながら決めます。

「売り出し価格」の詳細を見る
内覧(ないらん)

物件の購入を検討している人が、実際に物件を訪問することです。

「内覧」の詳細を見る