目次
静岡県にお住いのNさんの売却体験談
取引形態 | 仲介 |
---|---|
物件種別 | マンション |
売却理由 | 住み替え |
売却経験回数 | 1回 |
売却を意識してから積極的に情報収集
売却をしようと考えてからは、不動産会社のホームページや住宅の検索サイト、チラシなどによく目を通すようになりました。
それで、周辺地域の土地の相場や坪単価、平米数や間取りなど、今まで気にしたことがないような情報について色々知ることになったのです。
それと、複数の業者に見積もりをお願いしたのですが、我が家が所有しているマンションがかなりお得に買えていたことも知りました。
ネットで調べた不動産会社に相談
合計5社に相談しました。不動産会社のホームページや住宅の検索サイトなど、インターネットを駆使して調べました。
また、さらに情報収集するために、不動産を売却した経験のある友人らに相談したり、近くにある不動産会社に話を聞きに行ってみたり、チラシに掲載されていた店舗に問い合わせてみたり、思いつく限りの様々な方法で情報を集めました。
連絡や報告が少ない地元の不動産会社で失敗
最初は「有名な大手の会社よりも地域密着型の会社のほうが、水面下情報が多くあるに違いない」と考えたため、あえて小規模な会社に相談しました。
担当の方も頼れる印象で、このままここに任せようかと思っていたのですが、どうも他の顧客からの問い合わせが少ないようで、1週間に1、2件あるかないか程度だったのです。
しかも、連絡もマメとは言えず、こちらから尋ねなければ報告すらしてくれない……といった具合です。
そんな調子ですから結局期限までに間に合うことはなく、契約を打ち切ることにしました。
地元の情報に詳しい大手企業と媒介契約
1社目に小規模な会社に任せて失敗したため、大手企業の方が信頼できるのではないかと考え、その方向で不動産会社を探すことにしました。
何社かの大手企業に問い合わせをして見積もりをしていただき、その中でも一番地元の情報に詳しく、連絡がマメな方のいる会社に運命を感じ、そちらにお任せすることになりました。
査定価格と周辺の相場を照らし合わせて売り出し価格を決定
まずは複数の業者に見積もりをお願いして、マンションを直接見ていただき、査定価格 ?を出してもらいました。
次に、その出してもらった価格と、周辺地域の相場や過去同じマンションがいくらで売られたのかを比較して、最終的にちょっとお得で顧客が食いつくだろうと思えるような売り出し価格 ?に設定しました。
余談ですが、最初に価格を出してもらった時、業者によってかなりの金額差があったのが驚きでした。
業者選びの重要さを実感
一番力を注ぐべきだと感じたのは、やはり業者選びです。不動産会社は不動産の売却活動において最も大事なパートナーです。
業者の選択を失敗してしまえば、大切な不動産を安値で叩き売られ、最悪のケースだと買い手がつかなくなることもあるでしょう。
物件の情報は十分か?広告は豊富なのか?顧客はたくさんいるか?連絡はマメにしてくれるか?賢く売却したいのであれば、これらによく気を付けて業者を選ぶべきです。
最初に相談した不動産会社は失敗でしたが、次に相談した会社のおかげで、新築から5年以上住み続けていたマンションであるにも関わらず、売却損もそれほど出さずに済みました。
売却活動は、なかなか決まらずに長引いてしまうと、途中で妥協してしまいたくなったり、投げ出したくなることもあります。
そうならないように、しっかりと不動産会社選びに時間をかけることが大事だと思います。