【不動産売却体験談】相場の急上昇のタイミングに合わせて転売

兵庫県にお住いのKさんの売却体験談

売却データ
取引形態 仲介
物件種別 マンション
売却理由 転売
売却経験回数 5回

業者、担当者ごとに対応がまったく違う

予想外だったことは、不動産業者ごとに、対応や売却の条件が異なっていたことです。それは、対応の面で特に見られました。

私の不動産取引の相手先は、個人または不動産業者ですが、私が若者だからといって、あまりに不愉快な接客態度を取る不動産業者がいました。

5回の商談のうち、4回がそうだったので、もう二度とそのような業者と取引はしないと決心してしいます。

一括査定で売却と賃貸の比較もできる

不動産の一括査定では、例えばアパートを例に挙げますと、売却時の利益と賃貸収入としての利益を一瞬で比較することが可能で便利だと思いました。

転売をするうえでは、このような比較ができるというのはありがたいことです。

私は自分でもこのような比較をしますが、参考に不動産業者からも見積を取り寄せます。やっぱりプロの意見というものは貴重だと思うので。

複数の業者に見積もりを出してもらって比較

私が相談した業者は4社です。WEBサイトを検索して近所の業者を見つけ、査定 ?をしてもらったり、話を聞きに行きました。

前述のとおり、私が若いということで正当な扱いを受けられず、見積もあり得ない金額で出してくる場合がありますので、複数の業者から見積を取るようにしました。

私が懇意にしている業者は、自宅から1時間程度の距離がありますが、新規物件や今後の不動産業界についての情報を提供してくれたりもするので、実際に売却をする際はこちらの業者にお任せすることが多いです。

低い見積金額の時もありますが、他社と比べれば高額なので問題はありません。

あっさりと手のひらを返す担当者に怒りがこみ上げる

不動産業者から、下に見られる経験は何度もしてきましたが、その中で最も憤りを覚えた出来事をお話しします。

かつてある不動産業者にAという物件の見積を依頼したことがありました。その時、みなさんは信じられないかもしれませんが、何と相場の半額という目を疑う金額の見積を提示されました。

今までたくさんの理不尽な扱いを受けたことはありますが、相場の半額での見積提示という経験は初めてで、怒りと悔しさを堪えて、その不動産業者を後にしました。

ところが、その後、この物件Aを取り巻く状況が一変したのです。物件Aの近所に大きな商業施設ができたり、徒歩5分以内の場所に駅ができたのです。

このため、物件Aの価格は一気に2倍以上になりました。私は、すぐに懇意にしている不動産業者に物件の売却を依頼し、利益を得ることができました。

売却手続きがすべて終わった頃、信じられないことに以前半額の見積を出した業者の営業マンが訪ねてきたのです。

どこからか物件Aの周辺情報を聞きつけたのか、突然下手に出て、物件Aを売却してくれるよう言ってきました。

以前、門前払いをしたのは、その業者側だったにも関わらずです。もちろん私はその営業マンが来る度に追い払っていましたが、ついには新卒の新入社員を連れての泣き落としを始めたため、怒りが頂点に達し、警察に通報してしまいました。

金額面よりも姿勢で業者を選んだ

日頃からお付き合いがあり、私の年齢で下に見るなどの対応をしないという点が決め手でした。

おそらく、金額的にもっと有利な取引を提案してくれる業者は、たくさんあるだろうと思います。

しかしながら、対等な取引をしてくれる点と、ためになる情報を提供してくれる点で、私にとってトータルでこっちのほうがよい業者なのです。

担当者も気に入っていますので、ほとんどの取引はどこに任せるか最初からその業者に決まっているようなものです。

薄利多売を防ぐため、物件の今後の情報を集める

この先、不動産の売却をするなら、対象物件の今後の状況を見通しながら進めていこうと考えています。

私の今までの売却の仕方は、時間をかけずに転売してしまうというものでした。このやり方ですと、薄利多売になりがちで、大きな利益を得ることは難しいです。

この点を改善するために、購入した物件についての今後の情報を集め、見通しを立ててから売却していきたいと思っています。

採算がとれる範囲で売出価格を決める

私の売出価格 ?の決め方は、採算がとれるかどうかを重視したものです。

今すぐ手放したい物件であれば、損がこれ以上大きくならないよう、ある程度の金額で妥協し損切りしてしまいます。

全ての物件で利益が出ることが理想ですが、それはできません。その物件の損益を把握し、売却するタイミングを逃さないよう行動しています。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん
居住用じゃなくて、投資用に物件を売買している人だね。
フドー先生
売却の目的が居住であれ投資であれ、いずれにしても業者選びが大事ということがよくわかる体験談だね。
惜しみなく情報提供をしてくれる業者を選べ!

Kさんのように転売目当てで物件を売買する人にとって、相場の動きというものは非常に重要になります。

居住目当てであれば物件の売買は一生に一度あるかないかですが、転売用となると売買を頻繁におこなうことになるため、市場の動きを常にチェックしておく必要があります。

とはいえ、個人で複数の物件を所有するとなると、相場の把握をするのも大変になります。

そんなとき、市場や相場の動きの情報を提供してくれる業者と巡り会うことができれば、心強いですね。彼らのお得意さんになっておけば、常に最新の情報を得られることも難しくないでしょう。

https://fudo-sensei.jp/kinrinjirei.html
物件や地域の今後の見通しを想定して売却する!

Kさんは地域の相場が急上昇したあとに売却をしたため、大きな利益を得ることができたようです。

今回は運が良かったのでしょうが、普段は時間をかけずに転売をするというスタイルであり、薄利多売になりがちとのこと。

利益の最大化を狙うなら、地域や物件の未来のことを見通し、売却のタイミングを見定める必要があります。

理不尽な対応をする業者とは契約しない!

Kさんがおっしゃている通り、若いというだけで偉そうな態度をとる業者がいます。

このような業者と無理して付き合う必要はありません。良い結果が得られることもないでしょう。

また、Kさんの体験談にもあったように、当初は相場の半額で見積もりを出していたくせに、地域の相場が跳ね上がると手のひらを返すように売却をせがんでくるという、信じられない業者がいるのです。

そのような業者は利益のことしか考えていないという証拠です。決して付き合ってはいけません。

約束、言葉遣い、身だしなみ。接客態度の悪い担当者に注意!(書きかけ)
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不動産査定(ふどうさんさてい)

その物件が「いくらで売れるか」を不動産業者に予想してもらうことです。

物件のスペックや状態、過去の取引事例や市場の動きを参考にして算出します。

不動産査定の方法には、机上査定訪問査定の2種類があります。

不動産査定をおこなって算出した価格、つまり「いくらで売れるか」を予想した価格を査定価格といいます。

「不動産査定」の詳細を見る
売り出し価格(うりだしかかく)

不動産を売るときに一番最初につける価格です。

査定価格をベースに、売主の「いくらで売りたい」といった希望や「早く売りたい」「高く売りたい」といった方針などと照らし合わせながら決めます。

「売り出し価格」の詳細を見る