内覧(ないらん)とは、物件の購入を検討している人が、実際に物件を訪問することです。
買主が物件を購入する前に訪問して確認
家を買うということは、一生に一度あるかないかの大きな買い物です。
そんな大きな買い物をするにあたって、実物を見ずに買うのは怖いですよね?
実際に物件を訪れないとわからないことはたくさんあります。たとえば、広告に「日当たり良好の物件です!」と書かれていても、どんなふうに日が当たるのかは現地に行かないとわかりませんよね。
もし日当たりが良かったとしても、窓からの眺めが悪いかもしれませんし、周辺の工場の騒音がひどいかもしれません。
このように、たとえ広告やサイトを見て「良さそうな物件だな」と思っても、実物を見ずに購入してしまうと、あとで「こんな家とは思っていなかった・・・」と後悔することになるかもしれません。
そのような事態に陥らないようにするためには、購入する前に自分の足で物件を訪問し、細かくチェックする必要があります。それが内覧です。
売主にとっては物件をアピールする機会
物件を買おうとしている人にとって、損をしないために欠かせない内覧。じつは、売主にとっても重要な意味があるんです。
それは、内覧は売主にとって「物件をアピールする機会」であるということです。
内覧に来る人というのは、少なからず、広告やサイトでその物件の情報を目にし、興味を持った人たちですよね。
つまり、内覧をしてみて、もし納得がいけば購入しようと思っている可能性が高いわけです。これは売却につながる大きなチャンスです。
内覧に訪れた人に「この物件にしよう!」と思ってもらえるために、物件のアピールをする必要があります。
売主にできるアピールとは、部屋の印象を良くするための工夫です。
たとえば、部屋をしっかりと掃除をしておくことや、家具の配置を工夫して部屋を広く見せること、照明を明るくしたり匂いを消しておくことなどです。
せっかく興味を持って訪れてくれた人に、「なんだこの部屋・・・犬のニオイがするじゃないか」なんて悪い印象を与えてしまってはもったいないですよね。
ささいなことが、購入するか否かの判断に影響することもあります。
内覧の流れ
書きかけ
内見との違い
書きかけ