STEP2.査定・物件調査で不動産会社に査定価格 ?を出してもらったら、次は媒介契約 ?を結ぶ不動産会社を決めます。
1.どの不動産会社と媒介契約を結ぶかですべてが決まる
当ブログで何度も伝えていることですが、家が希望通りに売れるかどうかは「不動産会社選び」がすべてです。
「信頼して任せられる不動産会社はどこなのか?」一括査定を通して、しっかりと見極めることが重要です。
2.媒介契約は3種類ある
家を売ってもらうお手伝い(仲介)を不動産会社に正式に依頼するためには、媒介契約を結ぶ必要があります。
この媒介契約には
の3つがあり、どれを選択するかによって不動産会社から受けられるサービスの内容が異なります。
3.媒介契約の選択は慎重に
この3つの媒介契約のうち、「これさえ選べば大丈夫!」というような答えはありません。
個人的にオススメするのは専任媒介契約ですが、売主の状況や希望によって、どの媒介契約を選ぶべきかは異なります。
1.複数の不動産会社を比較する
一括査定を依頼した複数の不動産会社の中から、信用できそうな会社を選びます。
STEP2.査定・物件調査で査定を依頼した際に、
- 査定価格の根拠を提示してくれたか?
- こちらの条件や事情に耳を傾けてくれたか?
- 質問に親切に答えてくれたか?
といったことをよく観察しておき、「売主の立場になって動いてくれるか?」を判断の基準としましょう。
不動産会社をより細くチェックしたい場合は、こちらのチェック表を利用してください。


2.3つの媒介契約の違いを知る
複数の不動産会社を比較し、売却を依頼したい会社が決まったら、いよいよ媒介契約を結ぶことになります。
その前に、媒介契約ごとにどのような違いがあるのかを知っておくことが大事です。
一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の違いを表にまとめました。
簡単に言うと、売主の自由度がもっとも高いのが一般媒介契約、もっとも小さいのが専属専任媒介契約になります。
専属専任媒介契約は売主の自由度が小さい代わりに、不動産会社から与えられるサービスがもっとも手厚くなります。
総合的に判断すると専任媒介契約がオススメですが、どの契約がふさわしいかはその人の状況や希望によって異なります。
それぞれの媒介契約がどのような人に向いているのかを簡単にまとめてみました。
- 業者任せにせず、自分自身も積極的に売却活動をおこないたい
- 時間的に余裕があり、急いで売る必要がない
- 仲介をしてもらわなくても取引できる知識がある
- 物件の情報を公開せず、こっそりと売りたい
- 希少な人気物件なので、仲介業者間で競争させたい
- 1社に絞ってでも、濃い取り組みをしてほしい
- 不動産売却に詳しくないので、業者にお任せしたい
- できるだけ早期に売却をしたい
- 売却活動の報告を自動的に受けたい
- 自分で購入希望者を見つける可能性がある
- 1社に絞ってでも、濃い取り組みをしてほしい
- 不動産売却に詳しくないので、業者にお任せしたい
- できるだけ早期に売却をしたい
- 売却活動の報告を極力マメにしてほしい
媒介契約の詳細については、各説明ページをごらんください。



3.媒介契約を結ぶ
どの媒介契約を結ぶかを決めたら、書面上で契約の手続きをおこないます。
不動産会社から媒介契約の内容についての説明を受け、媒介契約書を作成してもらいます。
媒介契約を結んだら、売り出し価格 ?と売却スケジュールを立てることになります。