不動産が売れないときの対処法!すぐに効果が出る7つのポイント

売り出してからもう3ヶ月も経つのに、いっこうに反応がない・・・
やっぱり私の家は、売れないのかな・・・

不動産を売り出したからといって、すぐに売れるわけではありません。

買い手がいて初めて売買が成り立つわけですから、「こうすれば絶対に売れる」という必殺技のようなものは存在しません。

ですが、だからといって「不動産は簡単に売れないものだ」と傍観していてはいけません。売れるときをただジーッと待つだけでは、いつまで経っても売れることなく、結果的に安売りせざるを得ない状況になりかねません。

モモコさん
じゃあ売れないときは、どうすればいいの?

ここでは、不動産が売れないときの対処法について紹介します。

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売却活動を売主がチェックする必要がある

不動産を売り出しているのに売れない場合は、その原因を客観的に分析する必要があります。

多くの場合、売れない原因は「売却を依頼した不動産会社」にあります。不動産会社がまともに営業活動をおこなっていなかったり、売主への報告をサボっていたり、物件の囲い込み ?をおこなっていたり・・・

モモコさん
そんな会社があるなんて!
フドー先生
プロだから大丈夫だろう、と思って信頼して任せていると、えらい目にあうよ。

不動産売却でもっとも重要なのは、「どの不動産会社に依頼するか」です。それ次第で売れるか売れないかが決まると言っても過言ではありません。

売主がするべきことは、売却を依頼している不動産会社がきちんと売却活動をおこなってくれているかをチェックすることです。

その結果、この業者には任せられないと判断した場合には、乗り換えを検討する必要があります。ひとつの業者にこだわっていては前に進めません。

いま契約している業者を過信するのではなく、その業者の悪いところをチェックし、ときには「切る」勇気が必要です。

売却活動のステップごとにチェックする

モモコさん
不動産会社が売却活動をおこなってくれてるかどうかを、どうやってチェックしたらいいの?

不動産売却の素人である売主には、売却活動をおこなってくれているかをチェックするのは簡単ではないでしょう。

そこで、不動産会社がどのようなステップを踏んで売却活動をおこなっているかを、表にまとめました。そして、ステップごとに「売主がチェックするべきポイント」も記載しました。

フドー先生
この表を見れば、「不動産会社がやるべきこと」と「売主がチェックするべきこと」が一目瞭然だよ。
活動内容 チェックするポイント
step1

マイソクを作成する

物件の特徴を伝えるためのマイソク(販売用図面) ?を作成します。
step2

REINSへ登録する

不動産会社同士で物件情報を共有するサイトであるREINS ?に登録します。
step3

広告活動をおこなう

不動産会社のホームページやポータルサイト ?への掲載、チラシでのポスティングをおこないます。
step4

物件確認に対応する

REINS経由で物件情報を見た買主側の不動産会社(客付け業者 ?)から、物件の確認を受けます。
step5

内覧を受ける

物件確認を終えた購入希望者が、実際に部屋を見に来る内覧 ?にやってきます。
  • 内覧をおこなっても決まらない
step6

営業活動を報告する

不動産会社がおこなったstep1〜5までの営業活動の報告を、売り主におこないます。
モモコさん
なるほど、これは売却活動の流れがわかりやすいね!
フドー先生
では、step1から順に解説していこう。

step1.マイソクを作成する

売却活動をおこなう際に、一番初めにおこなうのがマイソクと呼ばれる「販売図面」の作成です。

マイソクの目的は、物件の魅力をアピールすることです。物件の特徴や間取りや写真などを盛り込んで作成します。

マイソクはチラシの作成やサイトの掲載に用いられる、基本的かつ重要な物件資料になります。

チェックするポイント
  • マイソクは見やすくキレイに作成されているか?

マイソクをいかに見やすくキレイに作成するかによって、物件の魅力の伝わり方が変わります。

業者によっては、このマイソクの作成に力を入れないことがあります。適当に作成された見栄えの悪いマイソクでは、購入希望者に物件の魅力を伝えることができません。

自分の物件のマイソクがどのように作成されているかを、ぜひチェックしておきましょう。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

マイソク(物件広告)は写真を使い、見やすくキレイに作成されているか?
あなたは、自分が売り出している物件の情報が掲載されたを、見たことがありますか? どのようなことが書かれていますか? 写真...

step2.REINSへ登録する

売却したい物件の情報をREINSに登録します。これにより、全国の不動産会社に物件情報を提供することができ、買主が見つかりやすくなります。

専属専任媒介契約 ?専任媒介契約 ?を結んだ場合は、仲介業者はその物件情報をREINSに登録しなければいけません。

また、一般媒介契約 ?を結んだ場合でも、売主が希望すればREINSへの登録は可能です。

チェックするポイント
  • REINSに写真やマイソクが掲載されているか?

仲介業者が物件情報をREINSに登録する際には、マイソクを掲載するかどうかは任意になっています。

当然、マイソクを掲載したほうが物件の魅力を伝えられるので、売主にとっては掲載したほうがお得です。ですが、業者によっては、意図的にマイソクを掲載しない場合があります。

REINSに登録された自分の物件情報に、マイソクが登録されているかをチェックしましょう。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

要チェック!REINSに写真やマイソクが掲載されているか?
REINSに登録したから、きっと問い合わせがたくさん来るだろう あなたも、このようにへ登録した...
  • REINSの「広告転載区分」が「可」で掲載されているか?

仲介業者が物件情報をREINSに登録する際に「広告転載区分」という設定項目があります。

これを「可」にすると、その物件情報を見た他の不動産会社が広告を打てるようになり、「不可」にすると打てなくなります。

売主としては、より多くの人に物件情報を伝えられる「可」のほうが特ですが、業者によっては意図的に「不可」に設定する場合があります。

REINSに登録された自分の物件情報の広告転載区分が「可」になっているか、チェックしておきましょう。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

REINSの広告転載区分が「可」で掲載されているかを確認しよう
REINSに物件情報を登録してるはずなのに、なんで内覧の申し込みすら入らないんだろう・・・? ...

step3.広告活動をおこなう

売却したい不動産の広告活動をおこないます。広告活動には、大きく分けてインターネットでの広告と紙媒体の広告があります。

最近では特に、ネットでの広告が効果的です。家を買おうと思っている人が、ネット検索を利用することが多いからです。

とはいえ、紙媒体での広告だって効果がないわけではありません。地域や環境によっては、チラシによるポスティングが売却に繋がりやすいケースもあります。

チェックするポイント
  • インターネットを活用した広告活動は十分か?

ネットによる広告をうまく展開できる不動産会社じゃないと、売却は困難だと言えます。

特に、SUUMOやat homeなどの大手ポータルサイトに掲載することで、物件情報を多くの人に伝えることができるようになります。

ところが、これらのポータルサイトに掲載するには広告費がかかるため、積極的に広告を売ってくれない不動産会社も存在します。

その不動産会社はネット広告を得意とするか?広告費をケチらず積極的におこなってくれるか?ここを怠らずチェックしましょう。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

インターネットを活用した広告活動は十分におこなわれているか?
不動産売却のカギは、広告活動です。広告活動をしっかりおこなわない限り、売れるわけがありません。 特に現在ではインターネットでの広告...

step4.物件確認に対応する

「物件確認」とは、REINSに登録されている物件情報が、現在も販売中かを確認する問い合わせのことです。

つまり、REINSで物件情報を見た買い手側の仲介業者(客付け業者 ?)から、「この物件は現在も売り出し中ですか?」と売り手側の仲介業者(元付け業者 ?)に連絡が入るのです。

その問い合わせに対し、元付け業者は「まだ販売中です」「すでに契約が決まってしまいました」と応対します。

すでに売却が決まった物件であっても、REINS上にはタイムリーにその状況が反映されないため、客付け業者はこのような確認をおこなわないと、物件の状況がわからないのです。

チェックするポイント
  • 文章

詳細はこちらの記事をご覧ください。

(リンク)

  • 内覧が来ない原因を把握できているか?

物件確認が入るということは、「その物件に興味を持っている人がいる」ということです。「内覧をしたいのですが、現在もまだ販売中ですか?」という問い合わせなのです。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

こうすれば内覧が来る!内覧の申し込みが来ない原因と対処法
なんで内覧の申し込みが入らないんだろう? どこを改善すれば内覧が増えるのかな?...

step5.内覧を受ける

購入希望者側が物件確認を終えると、実際に部屋を見に来ます。これを内覧といいます。

不動産を購入する前には、内覧をおこなうのが普通です。不動産を実際に目で見て、購入するかどうかの最終確認をおこなうわけです。

内覧で物件をうまくアピールし、良い印象を与えることができれば成約に結びつきやすくなります。

チェックするポイント
  • 内覧をおこなっても成約しない
内覧に足を運ぶ人というのは、かなり購入の意欲が高い人だと言えます。少なくとも、その物件になんらかの興味を持っている人でしょう。

であるにもかかわらず、内覧をおこなってもなかなか購入に結びつかないこともあります。

もしそのようなことが何度も重なるようであれば、内覧のおこない方そのものを見直す必要があります。

内覧で改善するべき箇所はどこなのか?何が悪かったのか?ここをチェックしましょう。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

step6.営業活動を報告する

不動産会社から、売却の営業活動の内容の報告を受けます。

step1~5までの営業活動を、どのように、どれぐらいおこなったか?を報告してもらいます。

これにより、売却を依頼した業者がきちんと活動をしてくれているのかどうかを把握することができます。

チェックするポイント
  • 活動報告の頻度と内容は十分か?

不動産会社からの営業活動報告の内容をチェックし、きちんと営業してくれているかを見定めましょう。

中には、営業していないのに営業したように見せかける、虚偽の報告をおこなう業者も存在します。

また、専属専任媒介契約と専任媒介契約を結んでいる場合、不動産会社は売主に対して定期的に報告をしなければいけないのですが、報告を怠る業者も存在します。

報告内容は虚偽ではないか?報告の義務を果たしてくれているか?売主自身がしっかりとチェックする必要があります。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

売却活動の報告をきちんとおこなってくれているか?頻度と内容をチェック!
こちらが提示した要望通りに動いてくれてるのか不安・・・報告もないし 最初はきち...

不動産会社の乗り換えの方法について

記事作成中

媒介契約の切り方、注意点

囲い込み(かこいこみ)

売主から売却の依頼を受けた不動産を、仲介業者が自社で囲い込み、他社からの照会を拒否することです。

ひとことで言うと「物件情報の独り占め」です。

「囲い込み」の詳細を見る
マイソク

物件の概要、間取り図、地図などをまとめた資料の通称です。

また、「それをもとに作成されたチラシ」そのものをマイソクと呼ぶことも多いです。

不動産会社にとっては、営業をかけるための重要な資料になります。

「マイソク」の詳細を見る
REINS(レインズ)

不動産会社同士が物件の情報をやりとりするための、コンピュータネットワークシステムの名称です。

売主・買主ともに、安心して不動産取引がおこなえることを目的としています。

「REINS」の詳細を見る
ポータルサイト

「その分野に関する多くの情報を扱っている巨大なサイト」のことです。

不動産業界におけるポータルサイトとは、物件の情報をたくさん掲載している総合サイトのことを指します。

不動産業界の大手ポータルサイトとしては、SUUMO、HOME’S、at home、O-uccino、Yahoo!不動産などが挙げられます。

「ポータルサイト」の詳細を見る
客付け業者(きゃくづけぎょうしゃ)

不動産売買において、買主と媒介契約を結んだ仲介業者のことを指します。

対して、売主側の業者は元付け業者といいます。
内覧(ないらん)

物件の購入を検討している人が、実際に物件を訪問することです。

「内覧」の詳細を見る

専属専任媒介契約(せんぞくせんにんばいかいけいやく)

依頼主(売主)と仲介業者との間で結ぶ媒介契約のうちの一つです。

一般媒介契約専任媒介契約に比べ、売主の自由度はもっとも低くなっています。



「専属専任媒介契約」の詳細を見る
専任媒介契約(せんにんばいかいけいやく)

依頼主(売主)と仲介業者との間で結ぶ媒介契約のうちの一つです。

一般媒介契約よりも売主の自由度は下がりますが、専属専任媒介契約ほど拘束されることはありません。



「専任媒介契約」の詳細を見る
一般媒介契約(いっぱんばいかいけいやく)

依頼主(売主)と仲介業者との間で結ぶ媒介契約のうちの一つです。

専属専任媒介契約専任媒介契約と比べ、もっとも依頼主の自由度が高いことが特徴です。



「一般媒介契約」の詳細を見る
客付け業者(きゃくづけぎょうしゃ)

不動産売買において、買主と媒介契約を結んだ仲介業者のことを指します。

対して、売主側の業者は元付け業者といいます。
元付け業者(もとづけぎょうしゃ)

不動産売買において、売主と媒介契約を結んだ仲介業者のことを指します。

対して、買主側の業者は客付け業者といいます。