目次
すまい給付金の手続きの概要・流れ・ポイント
まず、すまい給付金の手続きをおこなってから受け取るまでの流れを、ざっくりと見ていきましょう。
- 必要書類を用意する
- 給付申請書に記入する
- 書類を提出する
- すまい給付金事務局による審査
- 通知ハガキが届く
- すまい給付金を受け取る
- 給付申請書
- 関連様式
- 確認書類
- 「新築」か「中古」か
- 「住宅ローン」か「現金」か
- 「本人が受け取る」「代理で受け取ってもらう」
- 共有持分の場合(任意)
- 複数の建築会社に住宅を建ててもらった場合
- 代理受領の場合
- ダウンロード
- 窓口で受け取る
- PCで入力
- すまい給付金事務局へ郵送する
- すまい給付金申請窓口へ持参する
- 受付番号
- 申請者氏名
- 住所
- 給付金額
- 振り込み予定日
- 振り込み予定口座
- 本人受領
- 代理受領
すまい給付金を申請するときの必要書類(新築)
すまい給付金を申請するときに必要になる書類は、新築か中古かで異なります。
ここでは、新築の家を買った場合に必要になる書類について説明します。
すまい給付金を申請するために用意しなければいけない書類はたくさんありますが、大きく3つに分類することができます。給付申請書(新築)
給付申請書は、すまい給付金を申請するためのメインの書類です。
給付申請書を作成する方法は3通りあります。
- 給付申請書をダウンロードして記入する
- 給付申請書を受け取って記入する
- 給付申請書をPCで入力する
給付申請書をダウンロードして記入する
給付申請書は、すまい給付金のホームページでダウンロードできます。
- 「給付金を本人で受け取る」or「代理で受け取ってもらう」
- 「住宅ローンを利用する」or「現金で買う」
によって、それぞれ書類のフォーマットが異なります。
住宅ローンを利用 | 現金で購入 | |
---|---|---|
給付金を本人が受け取る |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
給付金を代理受領してもらう |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
給付申請書を受け取って記入する
給付申請書は、すまい給付金窓口で受け取ることもできます。
(窓口の説明)
給付申請書をPCで入力する
給付申請書はPCで入力することもできます。
住宅ローンを利用 | 現金で購入 | |
---|---|---|
給付金を本人が受け取る | PCで入力する | PCで入力する |
給付金を代理受領してもらう | PCで入力する | PCで入力する |
ただし、「PCで申請できる」というわけではないので注意しましょう。
PCで入力したものをプリントアウトし、窓口へ提出するか事務局へ郵送する必要があります。
関連様式(新築)
条件にあてはまる場合のみ、給付申請書とともにあわせて提出する必要がある書類です。- まとめて申請利用確認書(共有持分の場合のみ)
- 分離発注における工事確認書(複数の業者に建ててもらった場合のみ)
- 代理受領特約・解除合意書(代理受領をおこなう場合のみ)
- 住宅の引渡証

家の名義が夫婦での共有名義 ?の場合、つまり共有持分の場合に利用すると便利な書類です。
共有名義の場合は、本来なら夫と妻がそれぞれ必要な確認書類を提出する必要がありますが、「まとめて申請利用確認書」を利用すると、重複する書類を省略することができます。

引用:すまい給付金
省略できる書類は、以下の通りです。
- 不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本
- 住民票の写し(連記式(世帯票)で、まとめて申請を利用する方の氏名が記載されている場合のみ)
- 工事請負契約書または不動産売買契約書
- 利用条件住宅を複数の方で取得・共有し、居住する
- 複数の住宅取得者が給付金を本人受領する
- 複数の申請者分の申請書類を同時に提出する
記入例
確認書類(新築)
給付申請書に書かれている内容が正しいかどうかを審査するために必要な書類です。市区町村の役場や法務局でもらえます。
- 住民票の写し
- 不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本
- 個人住民税の課税証明書
- 振込先口座が確認できる書類
- 工事請負契約書または不動産売買契約書
- 施工中等の検査実施が確認できる書類
- 住宅ローンの金銭消費貸借契約書(住宅ローンを利用した場合のみ)
- フラット35S基準への適合が確認できる書類(現金で購入した場合のみ)
- 新居へ居住しているかどうか
- 入居日がいつか
- 購入した家が実在するか
- 床面積がどれぐらいか
- 誰の持分(所有権)になっているか
- 持分の割合はどうなっているか
ただし、所有権保存登記 ?が済んでいる必要があります。
- 家を購入した人の収入(都道府県民税の所得割額)
- すまい給付金を振り込む口座
- 家の取引が実在するか
- すまい給付金を適用する消費税率
を確認するために必要です。
- 家を建てるときに検査をおこなったか
- 家が一定の品質を保っているか
を確認するために必要です。
「施工中等の検査実施が確認できる書類」としては、下記のものが該当します。
- 住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
- 建設住宅性能評価書
- 住宅瑕疵担保責任保険法人検査実施確認書
- 建設住宅性能評価書
このうちのいずれかを提出する必要があります。
住宅ローンを利用した場合のみ、提出します。
- 住宅ローンを借り入れたかどうか
を確認するために必要です。
住宅ローンを利用せず現金で家を購入した場合のみ、提出します。
- フラット35Sと同等の基準を満たした家か
を確認するために必要です。
「フラット35S基準への適合が確認できる書類」としては、下記のものが該当します。
- フラット35S適合証明書
- 現金取得者向け新築対象住宅証明書
- 長期優良住宅建築等計画認定通知書
このうちのいずれかを提出する必要があります。
すまい給付金を申請するときの必要書類(中古)
すまい給付金を申請するときに必要になる書類は、新築か中古かで異なります。
ここでは、中古の家を買った場合に必要になる書類について説明します。
すまい給付金を申請するために用意しなければいけない書類はたくさんありますが、大きく3つに分類することができます。給付申請書(中古)
給付申請書は、すまい給付金を申請するためのメインの書類です。
給付申請書を作成する方法は3通りあります。
- 給付申請書をダウンロードして記入する
- 給付申請書を受け取って記入する
- 給付申請書をPCで入力する
給付申請書をダウンロードして記入する
給付申請書は、すまい給付金のホームページでダウンロードできます。
- 「給付金を本人で受け取る」or「代理で受け取ってもらう」
- 「住宅ローンを利用する」or「現金で買う」
によって、それぞれ書類のフォーマットが異なります。
住宅ローンを利用 | 現金で購入 | |
---|---|---|
給付金を本人が受け取る |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
給付金を代理受領してもらう |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
ダウンロード 記入例 記入の方法 申請の手引き |
給付申請書を受け取って記入する
給付申請書は、すまい給付金窓口で受け取ることもできます。
(窓口の説明)
給付申請書をPCで入力する
給付申請書はPCで入力することもできます。
住宅ローンを利用 | 現金で購入 | |
---|---|---|
給付金を本人が受け取る | PCで入力する | PCで入力する |
給付金を代理受領してもらう | PCで入力する | PCで入力する |
ただし、「PCで申請できる」というわけではないので注意しましょう。
PCで入力したものをプリントアウトし、窓口へ提出するか事務局へ郵送する必要があります。
関連様式(中古)
条件にあてはまる場合のみ、給付申請書とともにあわせて提出する必要がある書類です。- まとめて申請利用確認書(共有持分の場合のみ)
- 分離発注における工事確認書(複数の業者に建ててもらった場合のみ)
- 代理受領特約・解除合意書(代理受領をおこなう場合のみ)
- 住宅の引渡証

家の名義が夫婦での共有名義 ?の場合、つまり共有持分の場合に利用すると便利な書類です。
共有名義の場合は、本来なら夫と妻がそれぞれ必要な確認書類を提出する必要がありますが、「まとめて申請利用確認書」を利用すると、重複する書類を省略することができます。

引用:すまい給付金
省略できる書類は、以下の通りです。
- 不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本
- 住民票の写し(連記式(世帯票)で、まとめて申請を利用する方の氏名が記載されている場合のみ)
- 工事請負契約書または不動産売買契約書
- 利用条件住宅を複数の方で取得・共有し、居住する
- 複数の住宅取得者が給付金を本人受領する
- 複数の申請者分の申請書類を同時に提出する
記入例
確認書類(中古)
給付申請書に書かれている内容が正しいかどうかを審査するために必要な書類です。市区町村の役場や法務局でもらえます。
- 住民票の写し
- 不動産登記における建物の登記事項証明書・謄本
- 個人住民税の課税証明書
- 振込先口座が確認できる書類
- 不動産売買契約書
- 中古住宅販売証明書
- 売買時等の検査実施が確認できる書類
- 住宅ローンの金銭消費貸借契約書(住宅ローンを利用した場合のみ)
- 新居へ居住しているかどうか
- 入居日がいつか
- 購入した家が実在するか
- 床面積がどれぐらいか
- 誰の持分(所有権)になっているか
- 持分の割合はどうなっているか
ただし、所有権保存登記 ?が済んでいる必要があります。
- 家を購入した人の収入(都道府県民税の所得割額)
- すまい給付金を振り込む口座
- 家の取引が実在するか
- すまい給付金を適用する消費税率
を確認するために必要です。
- 家の売買時に、検査をおこなったか
を確認するために必要です。
「売買時等の検査実施が確認できる書類」としては、下記のものが該当します。
- 既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書
- 既存住宅性能評価書
- 住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
- 建設住宅性能評価書
このうちのいずれかを提出する必要があります。
住宅ローンを利用した場合のみ、提出します。
- 住宅ローンを借り入れたかどうか
を確認するために必要です。
すまい給付金の書類の提出方法
記入したすまい給付金申請書や確認書類などを提出する方法は2つあります。
- すまい給付金事務局へ郵送する
- すまい給付金申請窓口へ持参する
すまい給付金事務局へ郵送する
すまい給付金事務局へ郵送する宛先は、以下になります。
赤羽郵便局 私書箱38号 すまい給付金申請係
すまい給付金を自分で受け取らずに代理受領をおこなう場合は、郵送での申請はできません。
申請書類は折り曲げてはいけません。大きめの封筒を用意しましょう。
書類を入れた封筒に、住所・氏名を必ず記入しましょう。
書類の量が増えれば郵送料も変わります。
料金が不足すると到着しなくなってしまうので、郵便窓口で郵送するようにしましょう。
書留やレターパックで郵送すれば配送状況や到達したかを確認できるため、安心です。
書類を郵送したあとに不備に気づいたとしても、追加で郵送しないでください。受理してくれません。
事務局から不備についてのお知らせが届くので、それに従って改めて郵送しましょう。
共有持分で「まとめて申請」を利用する場合は、複数の申請者の書類をまとめて同封し、封筒に「まとめて申請利用」と記入しましょう。
サポートハガキ?
すまい給付金申請窓口へ持参する
すまい給付金申請窓口へ直接持参し、提出します。
お近くのすまい給付金申請窓口は、こちらからお探しください。
北海道・東北地区
関東・甲信越地区
東海・北陸・関西地区
中国・四国・九州地区
すまい給付金を受け取る
必要書類を提出すると、すまい給付金事務局による審査がおこなわれます。
申請の内容に問題がなければ、指定した銀行口座に給付金が振り込まれます。申請書類を提出してから1.5〜2ヶ月ほどかかります。
本人受領と代理受領
すまい給付金の受け取り方は2通りあります。
申請した人の銀行口座に振り込んでもらう「本人受領」の他に、住宅事業者が申請した人の代わりに受領する「代理受領」という方法があります。
代理受領を利用すると、「すまい給付金を住宅代金に組み込む」ことが可能になります。
ふつうは、すまい給付金を受け取るのは申請者本人です。ですが給付金を受け取るタイミングは入居後になるため、住宅代金に充てることができません。
代理受領をおこなうと、住宅事業者がすまい給付金の金額を建て替える形で支払っておき、住宅事業者がすまい給付金を受け取ることで、建て替えた分の金額を回収するという流れになります。
代理受領をおこなうための3つの条件
代理受領をおこなうためには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
- 代理受領特約を結ぶこと
- 契約時点で持分割合が決定していること
- 給付申請手続きについて、住宅事業者がおこなうこと
1.代理受領特約を結ぶこと
代理受領特約とは、申請者(家を買う人)と住宅事業者の間で取り交す約束事です。
「代理受領をおこなうこと」「代理受領の金額がいくらか」などを合意し、書面上に記しておくためのものです。
代理受領をおこなう場合は、関連様式として「代理受領特約・解除合意書」の提出が必要になります。
また、給付申請書に関しても代理受領をおこなう人用の書類が用意されているので、間違わないようにしましょう。
2.契約時点で持分割合が決定していること
持分割合とは、家の名義を夫婦で登録する場合(共有名義 ?)の、「どちらがどれだけ家を所有するか」の割合のことです。
持分割合によって、すまい給付金の給付額が決まります。「夫6:妻4」の割合の場合、給付金の割合も「夫6:妻4」になります。
そして、夫婦のそれぞれが代理受領の特約を締結する必要があります。
所有権保存登記をおこなうタイミングは「引き渡し時」になります。ですが代理受領をおこなう場合は「請負契約・売買契約時」に持分割合をあらかじめ決めておく必要があります。
そして引き渡し後に、その通りの持分割合を所有権保存登記にて登録する必要があります。
3.給付申請手続きについて、住宅事業者がおこなうこと
代理受領をおこなう場合は、住宅事業者が申請者に代わって申請手続きをおこなう必要があります。
その場合、郵送での申請はできず、窓口での申請に限られます。
すまい給付金の申請のタイミング
すまい給付金の申請の期限
「すまい給付金の申請を忘れてた!」「家を買ってしばらくしてから、すまい給付金のことを知った」という人もいるかもしれません。
すまい給付金の申請期限は「引き渡しを受けてから1年以内」です。ただし、当面は「1年3ヶ月」まで延長されています。
「すまい給付金の申請を忘れてた」という人でも、家を購入してからまだ1年3ヶ月が経ってないならまだ間に合います。
また、忘れないうちにすまい給付金を申請しようとして、引渡しを受ける前に申請しても受け付けてくれないので注意しましょう。
すまい給付金の実施期間
すまい給付金の給付を実施している期間は、「平成26年4月から平成33年12月まで」となっています。
もし、家を買って少ししか経っていなかったとしても、平成34年になってしまうと申請できなくなってしまうので、注意しましょう。
確定申告を待つ必要はない
住宅ローン控除のときのように、確定申告を待つ必要はありません。
わからなければサポートセンターやナビダイヤルを利用しよう
すまい給付金の申請についてわからないことがあれば、サポートセンターやナビダイヤルを利用して相談しましょう。
サポートセンター
すまい給付金に関する手続を対面でサポートしてくれるサポートセンターが全国に存在します。
事前に予約し、訪問して相談することができます。
ナビダイヤル
すまい給付金事務局へ電話して相談することができます。土日も対応しています。
0570-064-186
※PHSや一部のIP電話からは
045-330-1904
9:00~17:00(土・日・祝含む)