【不動産売却体験談】大手業者に任せて相場より高い売却に成功

山梨県にお住いのBさんの売却体験談

売却データ
取引形態 仲介
物件種別 マンション
売却理由 住み替え
売却経験回数 1回

仲介手数料や税金に関して知らないことがたくさんあった

売却する際に不動産会社に対してどれくらいの仲介手数料 ?を支払うのかを知りませんでした。

相場については類似の物件から推測していたのですが、やはり明確な金額は分かりませんでした。

マンションを売買しましたが修繕積立金、管理費に対する知識もありませんでした。

あと、かなり恥ずかしかったのが土地部分に消費税はかならない事を知らなかった点と、居住物件の場合は税法上優遇があることも初めて知りました。

知り合いがいる大手不動産会社に相談

知り合いがいる不動産業者1社に相談しました。

前もって知人の物件販売担当の人に大体説明していたので訪問して相談しました。その理由は大手不動産業者だったのと、その売却する物件を購入する前にも、その大手不動産業者の賃貸部門で賃貸物件を借りていたからです。

全然知識がないので大手だから安心、扱う物件も幅広く、管理会社とのパイプもある筈と思ったのです。

喋りすぎる担当者に不信感が・・・

面倒な売買に対しても押しが強そうな経験豊富な年配の人が担当でした。でも今回の売買には向いていないように思いました。

売買双方の話が食い違ったりしている時に、聞きたくない相手側の事情が耳に入ってしまい、自分の側の事情も相手に伝わっている可能性があると思ってしまいました。

話上手で営業向きなのかもしれませんが、少し喋り過ぎて信用できない感じでした。

住宅を売却することは近所の人からも好奇の視線で見られるのではと少々過敏になった家族からは担当者は不評でした。

わざわざクレームとして言うのもと思い年配の人だから仕方がないと思うことにしました。

大手ならではの安心感に任せて業者を決定

不動産業者を決定した理由は、大手なので情報雑誌があり、充実した物件情報があると思って決めました。

自分が不動産を購入する立場ならその会社が広告を出している物件に興味を持つと思った、という理由もあります。

売買する時にもしトラブルに発展したら面倒なので、取り扱い物件が多い大手の不動産業者なら対処マニュアルやノウハウがあるから大丈夫と判断しました。

相場より高めの売り出し価格を設定

売り出し価格 ?は家族と相談し決定しました。正直な所高いに越したことはないのですが、親戚にも相談して相場より1割くらい高めの金額に設定しました。

不動産業者も納得してくれたので引き合いに来た人が交渉してきた場合に、相手が買う意志があると判断したら相談に応じる気はあると伝言を残しました。

不動産業者が交渉して折れた形で結果的には相場より5%くらい高く売却することが出来ました。

相場や税金に関してもっと勉強しておくべきだった

反省点として、相場を確認しておくこと、そして売却する時の税金についてきちんと確認しておくことが重要だと思いました。

大事な財産を売却する際には様々な想いがあるので十分な金額を手にいれたいですし、その金額にかかる税金についても知る必要があります。

税金でも健康保険税、支払年金保険料に関係ある自営業だから国税以外にも市町村税も確認して理解しておくといいと思いました。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん
大手業者に依頼して、なんとか良い結果になったのか。
フドー先生
大手というだけで決めるのはオススメできないけどね。まあ、Bさんのこのケースは結果的には良かったわけだけども。
喋りすぎる調子の良い担当者に注意!

Bさんの体験談にもあるように、いろいろと喋りすぎる担当者には注意が必要です。

口が立つということは営業マンにとって武器ではあるでしょうが、不動産取引においてはプライバシーも大事にしてもらいたいものです。

あまり大きな声で言えないこともあるでしょう。売却のことを近所に知られたくないという人もいるでしょう。

トラブルを起こすことなく売却を成功させていなら、そういった「空気」を読める担当者を選びましょう。

大手というだけで決めない!

不動産会社を選ぶ際に「大手だから」という理由だけで選んではいけません。

たしかに大手ならではの安心感やネットワークの広さは魅力的に感じられますが、重要なのは「売主の味方になってくれる会社・担当者か?」ということです。

中小企業や零細企業でも、親身になってくれる不動産屋はたくさんあります。地元の小さな会社であっても、その地域に精通していたり融通が効きやすかったりと、大手にはないメリットを持っていたりするものです。

それに、大手は得てして業績のノルマなどが厳しく、両手取引 ?などを奨励している場合もあります。それでは売主が損をしてしまう可能性が大きくなります。

不動産売却を依頼するべきなのは「大手」か「中小」か?
不動産を売却するときには、依頼する不動産会社を選ぶことになります。 このときに多くの人が悩むのが、「大手」と「中小」の、どちらを選べば...
査定価格の根拠を示してくれる業者を選べ!

Bさんは、大手1社に依頼して満足のいく結果を得られましたが、運が良かったと言えるでしょう。

不動産会社を選ぶ際には1社ではなく、複数を比較検討することをオススメします。不動産会社によって得意分野がありますし、その体質もさまざまです。

一括査定サービスを利用することにより、スピーディーに比較することができます。単純に高い査定価格 ?を出した業者を選ぶというわけではなく、その根拠などについてきちんと説明をしてくれる業者を選ぶと良いでしょう。

大手・中小を含めて、複数の業者を比較し、最適な業者を選びましょう。

【不動産売却体験談】大手業者に任せて相場より高い売却に成功
山梨県にお住いのBさんの売却体験談 売却データ 取引形態 仲介 物件種別 マンション 売却理由 ...
仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)

仲介業者に支払うお金のことです。

物件を売り買いするお手伝い(仲介)をしてくれたことに対する報酬として、売主や買主が支払います。

「不動産の成約価格の3%+6万円+消費税」で計算します。

仲介手数料は成功報酬のため、売買が成立しなかった場合は支払う必要はありません。

「仲介手数料」の詳細を見る
売り出し価格(うりだしかかく)

不動産を売るときに一番最初につける価格です。

査定価格をベースに、売主の「いくらで売りたい」といった希望や「早く売りたい」「高く売りたい」といった方針などと照らし合わせながら決めます。

「売り出し価格」の詳細を見る
両手取引(りょうてとりひき)

ひとつの不動産会社が、売主と買主の両方を仲介することです。「両手仲介」「両手」ともいいます。

売主から物件の売却を依頼された仲介業者が、買主を見つけて取引をすることで発生します。

これに対し、売主と買主のいずれかのみを仲介することを「片手取引」といいます。



「両手取引」の詳細を見る
査定価格(さていかかく)

不動産会社が物件に対して「これぐらいで売れるだろう」と予測する価格です。

不動産査定をおこなうことによって算出されます。売り出し価格を決めるためのベースになるので、非常に重要です。

「査定価格」の詳細を見る