【不動産売却体験談】法人相手に強気の売り出し価格で、見事に売却成功

愛知県にお住いのSさんの売却体験談

売却データ
取引形態 仲介
物件種別 マンション
売却理由 住み替え
売却経験回数 1回

不動産会社によって仲介手数料が変わることを知った

私は、不動産屋の一括査定というものを知らず、売却の仲介をしてくれる不動産屋を探していました。

しかし、どこに頼めばいいか分からず、手段に困っていました。当初売却するマンションの仲介してくれる不動産屋をどこにしようと思っており、そのことについて調べていると、不動産屋により仲介手数料 ?が変動し、リフォームの有無に関わらず築年数が査定にとってかなり重要だということを知りました。

中古物件専門の不動産会社に相談

私は1社のみに相談しました。急ぎではなかったのですが、住み替えを考えており、中古マンション限定の物件を探していました。

そんな時に出会ったのがこの1社です。この不動産屋は、中古物件専門で売買をしていました。そして、たまたま条件に合う物件を扱っていたのです。

HPに会員登録し、売却したい物件の詳細情報を入力すれば、無料で顧客を探せるというものだったので、登録しておきました。

購入時の仲介業者には頼まなかった

売却の相談をするにあたり、購入時の仲介業者に相談しようと思いましたが、思い返せば、その時の対応は良くありませんでした。

購入に至るまでは熱心だったにも関わらず、購入後こちらから連絡しなければ契約日時等の連絡をもらえず、不信感がわいてきたのを覚えています。

そのためこちらの不動産屋には相談しませんでした。ネットの口コミもあまり良くなく、相談しなくて良かったと思います。

紙の広告をおこなっていない分、安価な仲介手数料

HPに会員登録し、物件の情報を入力するだけで無料で探してくれるサービスに惹かれました。売却先が見つかると不動産屋から連絡が入ります。

売却が成立すると、仲介手数料は発生しますが、自らが不動産屋に行かなくても良いので、夫婦共働きで忙しい私達には非常に助かりました。

また、この不動産屋は中古物件専門ということで、中古物件情報が豊富で、広告を作らずインターネットで広報している為、紙代もかからず仲介手数料を安価にしている事も決めての一つです。

購入希望者が法人のため、強気の売り出し価格を設定

住み心地の悪さが原因で売却を決めたので、そんな物件が高値で売却されるとは思っていませんでした。

なんなら購入時と同額、若しくは少し低いぐらいで売却できれば申し分ないと思い不動産屋に相談しました。

しかし、不動産屋オススメの買い主が法人のため、高値で設定できると言われ、多少上乗せしてもそのまま売却できることが多いということで、勧められるがままに300万円上乗せして提示し、その価格を売り出し価格 ?にしました。

相場を把握しておくべきだった

まずは相場を知ることだと思います。不動産屋の情報のみならず、インターネット等で調べ、自分の希望売却価格を設定した上で相談する方が良いと思いました。

中古物件は、商談時に小額の端数を切られる事もあるのでそれを加味し、高めの価格設定をしておいたほうが良いと思いました。

次回このような売却活動の際にはこの辺りも含め気をつけたいと思いました。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん

法人は高く買ってくれる可能性があるのか。

フドー先生

一般個人より資金があるからね。Sさんは売りたい物件とマッチした業者を選んだことが成功につながったんだろうね。

不動産会社の得意分野をチェックする!

売却の仲介をおこなう業者にもさまざまな特徴があり、得意としている分野にも違いがあります。

マンションを売るならマンション売却を得意としている業者を選ぶべきですし、その地域についての実績や知識が豊富であればなおさら良いです。

Sさんは「中古物件専門」の業者に依頼することにより、希望通りの売却をおこなうことができました。

(得意分野 リンク)

仲介手数料が安くなっている場合、その理由を問え!

Sさんが依頼した業者は、紙での広告をおこなっていない分、仲介手数料を低く設定していました。

この例のように、不動産会社ごとに仲介手数料を安くする工夫をしている場合があるので、比較検討してみる価値はあるでしょう。

ただ、見落としてはいけないのが「仲介手数料を低くしている理由」です。その理由を明示していない業者には、ウラがある可能性があります。

両手取引 ?を積極的に狙っている場合があるので要注意です。

「仲介手数料無料」は本当にお得?そのカラクリとワナとは
不動産売却が成立した際、仲介をしてくれた業者にを払うことになります。「売却の手伝いをしてくれてありがとう」という、売主からの報酬です...
紙の広告(チラシ)が有効なエリアもある!

Sさんは紙の広告(チラシ)をおこなうことなく売却ができましたが、チラシの効果がまったくなくないというわけではありません。

たしかに現在はネットが普及し、ネット経由で物件を探す人が大半です。ですが、地域によってはチラシの効果が大きい場合もあります。

チラシによる広告費をケチる前に、「このエリアはチラシの効果が高いのか?」をチェックしましょう。

(チラシが有効なエリア リンク)

仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)

仲介業者に支払うお金のことです。

物件を売り買いするお手伝い(仲介)をしてくれたことに対する報酬として、売主や買主が支払います。

「不動産の成約価格の3%+6万円+消費税」で計算します。

仲介手数料は成功報酬のため、売買が成立しなかった場合は支払う必要はありません。

「仲介手数料」の詳細を見る
売り出し価格(うりだしかかく)

不動産を売るときに一番最初につける価格です。

査定価格をベースに、売主の「いくらで売りたい」といった希望や「早く売りたい」「高く売りたい」といった方針などと照らし合わせながら決めます。

「売り出し価格」の詳細を見る
両手取引(りょうてとりひき)

ひとつの不動産会社が、売主と買主の両方を仲介することです。「両手仲介」「両手」ともいいます。

売主から物件の売却を依頼された仲介業者が、買主を見つけて取引をすることで発生します。

これに対し、売主と買主のいずれかのみを仲介することを「片手取引」といいます。



「両手取引」の詳細を見る