【不動産売却体験談】相場をしっかりと確認し、満足のいく買取をしてもらえた

奈良県にお住いのIさんの売却体験

売却データ
取引形態 買取
物件種別 戸建
売却理由 住み替え
売却経験回数 3回

買取で早く物件を手放せることを知った

物件を売りに出すまで知らなかったことなんですが、今までは、物件を売買するときには買主さんと売買契約を結ぶしか手段がないと思っていました。

ですが、業者が買い取ってくれる買取という手段があるということをはじめて知りました。

物件を必要としている不動産会社に買取を依頼することで、今すぐに手放すことができるという点が良いと思いました。

一括査定でだいたいの相場を把握できた

ネットの不動産一括査定を利用することにより、売りたいと思っている物件のだいたいの相場を把握することができました。

また、業者によって査定価格 ?に大きな差があるということも知りました。

一括査定を利用することによって、近郊の業者だけではなく遠方の大手業者にも査定 ?をしてもらうことができるので、実際に売却をしないにしても、交渉の際の判断材料に活かせるというのも、大事なポイントだと思いました。

チラシ投函で知った工務店に絞った

4社の不動産会社に相談しました。一番最初に交渉をしたのは、売りたい物件の近所にある工務店でした。

その工務店に交渉をするのと同時に、職場の近くにある大手不動産会社や、市の指定により土地の売却交渉に乗り出していた業者などを含む4社と相談・交渉をしました。

その結果、価格交渉をおこない、一番最初に相談した工務店に絞ることにしました。

その工務店を知ったきっかけは、よく投函されていたチラシでした。

口先ばかりでまともに動いてくれない担当者

不動産会社の対応で残念だったのが、私の担当になってくれた20代前半の男性が、取引交渉にやる気を出してくれなかったことです。

彼は、自分から「上司に価格交渉してみる」と言って退席したのですが、そのあと何日たっても返事が来ず、こちらから連絡をすると、結局なにも相談していなかったようです。

もちろん、その不動産会社とは交渉を打ち切りました。

こちらの要望する売却価格に応えてくれた業者を選択

最終的に物件の売買契約を交わした業者を選んだ理由としては、私の要望する売り出し価格(売却希望価格) ?に、できる限り歩み寄ろうとする姿勢が見えた点です。

最初、私の売却希望価格は2500万円。業者からは2100万円が限界、これ以上高く買い取ることはできないと言われていました。

ですが、そのあと何度も交渉した結果、2ヶ月後には時勢の効果もあって希望通りの2500万円で売却することができました。

相場と照らし合わせて売却希望価格を設定

売却希望価格を2500万円に決めた理由ですが、相場を考慮して算出しました。

私が住んでいる地区は、その当時、再開発地区として市が企画していました。なので、売却をする前から、周辺のいくつかの世帯の方が、物件を売却していました。

その際に、その方々との交流をする中でその地区の相場の目安を教えてもらったんですが、最低で2300万、最高で3500万ということでした。

土地の広さや立地、建物の築年数やその規模などによって価格は変わりますし、一概には言えないと思うのですが、先ほどの価格帯で売却ができるのであれば、相場通りで満足いくかなという感じでした。

物件の広さなどをもとに算出したところ、2500万円という価格は妥当だと踏み、売却希望価格に設定しました。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん
売却ではなく、買取を積極的に選択したんだね。
フドー先生
今すぐ売らなければいけない人にとっては、買取という選択肢もありだからね。
査定価格を利用して業者間で競わせる!

Iさんは複数の業者に買取価格を査定してもらったのですが、それをうまく利用できなかったことが惜しいところです。

結果的には満足のいく買取をしてもらえたようですが、査定価格をうまく利用して競争させることができれば、さらに高い価格で買取ができた可能性があります。

業者としても、他社に取られては困りますから、なんとか買取りたいと思うものです。競争をさせて優位に立つことができれば、交渉がしやすくなります。

売却に入る前に相場を調べる!

Iさんはしっかりと相場を確認することで、売却希望価格の設定をしっかりとおこなえたようです。この点は素晴らしいですね。

大雑把でもいいので相場を把握しておかないと、売却価格に迷いが生じ、業者のいいなりになってしまいます。

売主に対して親身になってくれる業者ばかりではありませんから、相場を確認して強気で交渉に臨みましょう。

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反応の遅い担当者とは手を組まない!

Iさんは、複数の業者と接する中で、反応の遅い担当者を見極めて手を切ったようです。

この判断も、とても重要です。担当者によっては連絡が遅かったり対応が悪かったり、不誠実な人もいます。

まともにコミュニケーションを取れる担当者を選ぶことが、売却成功のカギです。

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査定価格(さていかかく)

不動産会社が物件に対して「これぐらいで売れるだろう」と予測する価格です。

不動産査定をおこなうことによって算出されます。売り出し価格を決めるためのベースになるので、非常に重要です。

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不動産査定(ふどうさんさてい)

その物件が「いくらで売れるか」を不動産業者に予想してもらうことです。

物件のスペックや状態、過去の取引事例や市場の動きを参考にして算出します。

不動産査定の方法には、机上査定訪問査定の2種類があります。

不動産査定をおこなって算出した価格、つまり「いくらで売れるか」を予想した価格を査定価格といいます。

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売り出し価格(うりだしかかく)

不動産を売るときに一番最初につける価格です。

査定価格をベースに、売主の「いくらで売りたい」といった希望や「早く売りたい」「高く売りたい」といった方針などと照らし合わせながら決めます。

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