【不動産売却体験談】親身になってくれる業者と出会えて納得のいく売却に成功

和歌山県にお住いのHさん売却体験談

売却データ
取引形態 仲介
物件種別 土地
売却理由 海外留学
売却経験回数 1回

海外留学のために土地を売却することを決意

私は駅前の土地を相続したのですが、売却することにしました。

その理由は、海外留学をするためです。5年間OLとして働いていましたが、やりたいことが見つかったため、どうしても留学がしたかったのです。

そのため、土地を持っていても仕方がないので、売却したいと思うようになりました。

しかも留学のために仕事を辞めるので、収入がなくなります。そのためにできるだけ高く売りたいという希望がありました。

しかし、売却をどのように進めて良いのかがわからず、ネットで調べても用語が難しくてチンプンカンプンでした。

とにかく「高く売りたい」という思いが強かったのですが、ある不動産会社では手数料が高かったりしました。

2社に相談ましたが、そのうち親身になってくれたほうを選びました。なにもわからない私はおんぶにだっこ状態でしたが、納得のいく売却ができました。

地域密着型の業者をネットで発見

相談した2社は、どちらとも地域に密着している業者でした。どちらの業者も、売りたいと思っている土地の近くにありました。

さすが地域密着型の業者だけあって地域性などについても詳しく、話がスムーズに運びました。

私が仕事が忙しくてなかなか時間をとることが難しかったのですが、それでもこまめに電話をしてくださり、安心しました。ケータイのメールでも対応してくださいました。

その2社を見つけたのはネット経由ですが、電話をするとすぐに対応してくださり、すぐにお話をすることができました。

売却を依頼した担当者の方とは、今でもお会いしてお話をするほどの仲になりました。

偉そうな見下す業者とは手を組まない

2社のうちの1社の方は、上から目線と言いますか見下すような態度で、大変残念でした。

私が当時20代の女だったから甘く見られたのかもしれませんが、服装や化粧、言葉遣いにも気をつけていました。それでも高圧的な態度だったのです。

その業者は高い査定価格 ?を提示してくれましたが、その態度がいやで媒介契約 ?を結ぶに至りませんでした。

その会社自体は評判が良いみたいです。たまたま、私がハズレの担当者に当たってしまったのでしょう。

一方、もう1社の方はとても誠実な対応でした。気持ちよくコミュニケーションを取れる、こちらの業者と媒介契約を結ぶことにしました。

親身になって話を聞いてくれる業者を選択

私が土地を売らなければいけない事情などもよく察してくれて、親身になって相談を受けていただけました。

適正な価格についてもわかりやすく説明していただけましたし、相場よりもやや高い値段で売り出し価格 ?を設定してくれました。

ビジネスとはいえ、お金よりも気持ちを大事にされている方でした。そのような方を選びたくなるのは、きっと私だけではないと思います。

ゆとりを持って長期的な目線で取り組みたい

また次に売却する機会があるとすれば、時間をたっぷりとかけてゆとりを持って取り組みたいです。

やはり、売却には時間がかかります。すぐに買い手がつくわけではありませんし、焦ってしまうと的確な判断ができなくなり、思い通りの結果にならないと思います。

あと、大きな額の取引になるので、相談できる人が身近にいれば良いなと思いました。業者だけでなく、家族とも相談しながら進めるとさらに安心できると思います。

ネットで相場を把握しておくべきだった

また、相場を念入りに調べることが大事だと思いました。

私は相場を把握せずにスタートしてしまいましたが、たまたま親身になってくれる業者と出会えたから良かったものの、悪い業者に出会っていればどうなっていたかわかりません。

今はネットでも簡単に相場を調べることができるそうなので、自分である程度調べてから業者とコンタクトを取るべきなのかなと思いました。

また、私は今回は利用しませんでしたがネットでの一括査定というのも有効なのかなと思いました。時間とお金の節約になると思います。

理想と現実の間で売り出し価格を調整

業者に教えてもらった相場を考慮し、「最低ラインの売りたい価格」と擦り合わせて売り出し価格を決めました。

「売りたい価格」と「売れるであろう価格」、つまり理想と現実の間で気持ちが揺れました。そんななか、たくさん質問させてもらって売り出し価格を決めることができました。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん
運良く良い業者と出会えて、納得のいく売却ができたんだね。
フドー先生
現実はそのような業者に巡り会えるのはなかなか難しいからね。売主自身の知識と心構えが大事になってくるよ。
地域に詳しい業者を選べ!

大手には大手の良さがありますが、地元の業者にはまた違った魅力があります。

大手が知らないようなその地域特有の情報を持っていたりするので、侮れません。個人が営んでいる中小企業ならではの、融通の効きやすさも特徴です。

そして、地域密着型の業者の良いところは「地域に詳しい」だけではありません。「通いやすい」というのも大きなポイントです。

店舗が物理的に近いということは様々な面で安心ができます。急な内覧 ?などが入ったときでも、対応がしやすくなります。

Hさんは運良く地域密着型の優良な業者と出会うことができたようですが、そのような業者を探すためには惜しまず労力を傾けるべきです。

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きちんとコミュニケーションを取れる担当者を選べ!

Hさんは高圧的な態度の担当者を自ら断ったとのことですが、とても正しい判断です。

会社が優良でも、担当者が良くないということはあります。Hさんもおっしゃってましたが、当たりはずれがあるものです。

どのような担当者と組むかによって、売却の結果は変わります。担当者に不満があるなら、担当者を変えるか会社自体を変えてしまう潔さが必要です。

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3つの価格を擦り合わせて売り出し価格を設定!

Hさんは親身になってくれる業者と出会えたため、Hさん自身が相場を知らなくても適切な売り出し価格を設定することができました。

ですが、そのような業者ばかりではありません。適当に高い査定価格を提示するような業者と当たってしまうと、売り出し価格の設定も適当になってしまいます。

売り出し価格は慎重に決めなければいけません。「売れるであろう価格(査定価格)」「売りたい価格」「最低ラインの売りたい価格」を擦り合わせることによって、適切な売り出し価格を設定しましょう。

適切な売り出し価格を決めるための「3つの価格」
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また、査定をおこなう前に、ざっくりとでも良いので相場を把握することも大事です。

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査定価格(さていかかく)

不動産会社が物件に対して「これぐらいで売れるだろう」と予測する価格です。

不動産査定をおこなうことによって算出されます。売り出し価格を決めるためのベースになるので、非常に重要です。

「査定価格」の詳細を見る
媒介契約(ばいかいけいやく)

依頼主(売主)が「物件を売るお手伝いをしてください」とお金を払い、仲介業者との間で結ぶ契約のことです。

媒介契約には、一般媒介契約専任媒介契約専属専任媒介契約の3種類があります。



「媒介契約」の詳細を見る
売り出し価格(うりだしかかく)

不動産を売るときに一番最初につける価格です。

査定価格をベースに、売主の「いくらで売りたい」といった希望や「早く売りたい」「高く売りたい」といった方針などと照らし合わせながら決めます。

「売り出し価格」の詳細を見る
内覧(ないらん)

物件の購入を検討している人が、実際に物件を訪問することです。

「内覧」の詳細を見る