【不動産売却体験談】知識があれば、交渉をしてもっと高く売れたかも・・・

神奈川県にお住いのHさんの売却体験談

売却データ
取引形態 仲介
物件種別 マンション
売却経験回数 1回

地元以外の不動産屋さんにも頼んでみた

不動産の売却は地元の不動産屋しか頼めないと思っていました。駅が3つ離れている街にも不動産屋が有り、そこにも相談してみようと思い相談してみました。

地元の不動産屋さんに関しては、相談してその後何の音沙汰も無く、動きが全くありませんでした。

しかし、駅が3つ離れた不動産屋はと言うと、すぐに対応して下さり、買主の方を一生懸命探してくれました。連絡もまめで、2日に1回は連絡をくれました。

その後、他の不動産屋さんにも相談しましたが、駅の3つ離れた不動産屋が1番親身になって動いてくれました。不動産屋さんもそれぞれ対応が違うんだなと感じました。

ネットの評判を見て業者を探した

全部で6社に相談をしました。中には話すら面倒くさそうにする担当者もいたので、正直ちゃんと相談できたのは6社中3社でした。

とりあえずは近場な不動産屋を2社周りました、ちょうど忙しそうであまり良い対応をしてえくれませんでした。

結局インターネットで評判の良い不動産屋を探すことにしました。そこで好評だった、駅が3つ離れた不動産屋に相談することにしました。

話すら聞いてくれない不動産業者

地元の不動産屋は挨拶すらろくにせず、また、こちらの話をする間もなく、すぐさま具体的な話に入りました。

高額な話ということもありどことなく「この人で大丈夫かな?業界経験が浅いのだろうか?」と思いました。

結局その後音沙汰なく終わってしまうという最悪な状態でガッカリしました。

親身な態度の担当者に好印象

なぜ駅が3つも離れた不動産会社にしたのかですが、やはり好印象な担当者というのが1番の理由です。

最初は「若くて業界経験も浅そうだな・・・」という感じだったのですが、自分のことのように一生懸命動いてくださいました。

彼は私の質問・悩みなどにもすぐに答えてくれてすごく信用できました。不動産業界は売ってなんぼの世界で、売れるか売れないかも分からないことに真剣に取り組んでくれてすごく感謝しています。

相場を調べておくことで、予想範囲内での売却に成功

価格の相場については事前に調べていたので、相場より少し下がってもタイミングがよければ売ろうと決めていました。

ただ買い替えの時期があり、時間が無かったので売り急いだような感じにはなりました。

それでも自分が思っていたよりも良い価格で早めに売れたので良かったです。それを元出に予算内で新しい家を購入できほっとしています。

知識があれば価格交渉などの取引ができたかも

不動産売却が初めてのことということもあり、不動産屋さんの言う事は正しいと思っていたので、もう少し勉強して駆け引きできればなと思っています。

そうすれば仲介手数料などのあってないようなものを値切り、もう少し高く売れていたのかもしれないと、後悔しています。

それでも親身になってくれた担当者と会うことができたのが一番のラッキーだったと思います。

また不動産屋を売却することがあれば、価格交渉など積極的に駆け引きしてみたいです。

〜売却成功のカギ〜

モモコさん
話すら聞いてくれない業者もいるんだね。
フドー先生
「近い」というだけで業者を選ばなかった、Hさんの判断は正しいね。
地元の不動産業者が必ずしも良いとは限らない!

地元の不動産業者は「地域の情報に詳しい」「コミュニケーションを取りやすい」という点では頼れます。ですが、決してそれだけで契約をしてはいけません。

結局はその会社の体質や担当者の対応次第です。Hさんの例のように、近場の業者が態度が悪く連絡すら来ないようであれば、他を当たってみましょう。

地元の業者にこだわらる必要はありません。ネットや一括査定を利用し、信用できる業者を探しましょう。

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業者を頼りきらず、売主自身が知識を身につける!

Hさんはあらかじめ相場を調べていたこともあり、予想範囲内での売却に成功しました。

その一方で、「もう少し高く売れたのかも」という思いもあるそうです。「業者の言うことは正しい」と思っていたのが原因と分析されています。

業者によっては積極的に両手取引 ?を狙うこともありますし、安く売り叩かれる場合もあります。

売主が不動産売却に関する知識をつけておくこと、そして「売主の味方になってくれる業者ばかりではない」ということを理解しておくことで、業者を疑ったり取引をすることができるようになります。

業者の言いなりになるのではなく、主導権を握って有利に売却を進めるためにも、最低限の知識と心構えを身につけておきましょう。

両手取引(りょうてとりひき)

ひとつの不動産会社が、売主と買主の両方を仲介することです。「両手仲介」「両手」ともいいます。

売主から物件の売却を依頼された仲介業者が、買主を見つけて取引をすることで発生します。

これに対し、売主と買主のいずれかのみを仲介することを「片手取引」といいます。



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